2020年11月02日

目の前のアクリル版

最近、韓流を見ながらも、食事のシーンがやたら気にかかる。

勿論、何年か前の映像なので、皆が、集まり、大声で喋りながら、飲んだり、鍋をつついたりするシーンが多い。

面と向かって、悪態をついたり、ハイタッチしたり、肩を組んだりと、なんか、羨ましくもある。

そして、それが当たり前の景色ではなくて、本当は、有り難い事なのだと思わされる。

3日程前に、孫ちゃんにせがまれて、夜のアミュに行き、10時までと思いきや、8時には殆どの店が閉店となり、結局は食事しか出来なかった。

入った店には、当然、各テーブルにアクリル版が設置してあり、定食を待っている間に、ついつい、アクリル製造業は、このコロナで、相当売り上げが上がったに違いない、と、スマホで検索してしまった。

しかし、アクリル版越しだと、話し声もつい大きくなったりもする。

平和な時を何十年も過ごせるって事は、実は、世界のいろいろな条件が、そこそこ満たされていたからである。

人が生まれてから死ぬまでには、自分ではどうしようもない出来事を通過しなければ、先へ進めないのであります。

目の前のアクリル版に、そんな事を思いながら、食事をしたのであります。  
目の前のアクリル版




Posted by しぃまぁ at 13:34│Comments(0)
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